泡瀬ゴルフ場跡地 現場視察
(平成23年11月定例会にて質問)
早期の跡地利用ができるよう要望を中川県議が受ける。
泡瀬ゴルフ場跡地kら基準値を超える鉛とフッ素が検出された。汚染土壌を除去する必要がある。
記事
一般質問
平成23年 第8回 沖縄県議会(定例会)第8号12月8日一般質問
答弁者:企画部長:川上好久氏
5、北中城村泡瀬ゴルフ場跡地の進捗状況について。
(1)、北中城村泡瀬ゴルフ場返還跡地事業計画がスムーズに行われているか。また、地権者に対する引き渡し時期及び進捗状況と今 後のタイムスケジュールについてお伺いしたい。
(2)、泡瀬ゴルフ場(北中城村)跡地の土壌汚染調査の結果、倉庫・修理場として使われていた場所から基準を超える鉛と弗素が検 出された。地権者に引き渡す前に汚染土壌を除去しなければならないが、県の取り組みについて伺いたい。
(3)、地権者支援や企業誘致活動、まちづくりの実現に向け県・国の支援についてお伺いしたい。
(答 弁)
次に、北中城村泡瀬ゴルフ場跡地の進捗状況についての御質問の中で、泡瀬ゴルフ場跡地の進捗状況についてお答えいたします。
泡瀬ゴルフ場地区は、平成22年7月に返還され、沖縄県の駐留軍用地の返還に伴う特別措置に関する法律に基づき国による原状回復措置が行われているところです。現在、地区内の建物や工作物等の撤去をほぼ完了している状況です。沖縄防衛局によると、同地区内の一部の箇所において発見された基準値を超える鉛、弗素、油分及び油臭土壌の除去等の処理を行った上で、今年度末に地権者へ引き渡されることとなっております。
同じく北中城村泡瀬ゴルフ場に関連をいたしまして、泡瀬ゴルフ場跡地の県・国の支援についてお答えいたします。
泡瀬ゴルフ場地区における企業誘致活動については、地権者組織である北中城村アワセ土地区画整理組合設立準備会が独自で進めており、平成21年12月にイオンモールとの基本合意書を締結しております。
跡地利用の支援について、国におきましては、跡地利用の促進及び円滑化を図るため、プロジェクト・マネジャー等の派遣や、跡地利用計画策定及びその具体化を進めるため実施する調査等に対し大規模駐留軍用地跡地等利用推進費補助による支援を行っております。県におきましては、「駐留軍用地跡地利用推進法要綱県案」を踏まえた新たな跡地利用に関する法律の制定を国に求めているところでありますが、新たな法制度の活用により今後の跡地利用の推進が図られるものと考えております。
答 弁
次に、北中城村泡瀬ゴルフ場跡地の進捗状況についての御質問の中で、泡瀬ゴルフ場跡地の土壌汚染対策についてお答えいたします。
沖縄防衛局が、泡瀬ゴルフ場跡地において軍転特措法の返還実施計画に基づき土壌汚染状況調査を実施したところ、土壌汚染対策法に定める基準を超える鉛及び弗素が検出されております。現在、沖縄防衛局による土壌の汚染範囲の確認調査が終了し、今後、汚染土壌の処理計画を定め、今年度中に除去作業を行う予定とのことであります。また、沖縄防衛局は、除去後の汚染土壌について、県外の汚染土壌処理施設へ搬出を検討中とのことであります。
県としましては、汚染土壌の除去及び搬出に関し、土壌汚染対策法に基づき適正に処理が実施されるよう引き続き確認を行っていきたいと考えております。