沖縄県議会・政治活動

政治活動

平成23年 8月25日 仲井間知事視察

読谷村都屋沖 仲井眞知事へ老朽化した定置網と、定置網船「よみたん丸」の現状と現場視察
米軍トリイ基地 工作物 視察

海洋牧場(海の牧場)に向けて読谷村漁業協同組合(定置網)視察 都屋漁港より出港
左:中川京貴・照屋清秀読谷村議・比嘉松市読谷村漁業組合長・仲井眞知事・當山真市県議・石嶺読谷村長・仲宗根悟県議


仲井眞知事に海洋牧場(海の牧場)のイメージについて語る
左:中川京貴・石嶺読谷村長・比嘉読谷村漁業組合長


読谷漁協の皆さん 定置網 視察

平成21年9月の定例会(一般質問)中川京貴

水産業振興について・・・・・我が国は、食料自給率の向上が大きな課題となっており、魚介類の養殖が進められ、海洋たんぱく源の案定給供に大きく寄与しております。本県におきましても、県民に対し1年間を通して安全な魚介類を提供しなければなりません。しかし、本県においては本土と違い、台風を初め季節風や台湾坊主等365日天気に左右され、漁に出られないことが多々あります。
そこで、定置網に入る魚を海洋牧場の中でストックをし、1年を通してセリ市場に新鮮な魚・活魚が販売できる仕組みをとり、漁業推進、県内水産物の供給、県外・国外への流通、捕る漁業からつくり育てる水産振興のために、海に囲まれた沖縄県を生かし、知事が掲げる1000万観光立憲沖縄を目指すためにも、観光・雇用(仕事をし、学び、体験し、遊べる)の場所として、県外はもちろん国外からも注目するダイビング施設とリンクさせ、400キロにもなるという巨大魚ハタ(アーラミーバイ)やジンベイザメ・ナポレオンフィッシュ・マグロ等を養殖、活用できる施設として提案する海の牧場です。

問一、海の牧場(海洋牧場)について
 定置網に入る魚を畜養または養殖し、新鮮な魚を県民に一年を通して供給する海の牧場を設置できないか。
答一(知事)、 水産資源の有効活用、魚価の安定を図るうえで重要。海の牧場の整備、第①に施設の設計 第②に維持管理 第③に運営  方法 第④に事業の採算性などの課題。これらの課題について国内外の先進地調査及び専門家や漁協の意見を踏まえながら、可能性を  検討したい。

問二、県内における定置網(戸数・水揚げ高・場所)の状況
 (ア) 定置網業者への支援策
 (イ) 本県における魚介類養殖の戸数と種類と場所
問三、我が国の水産業の自給率と本県の水産物自給率について
問四、市町村及び漁協に対する支援策または補助制度について

答四(農林水産部長)、 水産業の振興を図るため、市町村に対しては、パヤオの設置などを支援。漁協に対しては、荷さばき施設や製氷施  設等の整備に対しては、①エンジンや釣り機等の機器類購入の際の沿岸漁業改善資金による無利子融資②漁船や漁具の購入の際の漁  業近代化資金による融資への利子補給 ③台風などによる漁獲金額の減少を補てんする漁獲共済への掛金補助等。

   
問五、ダイビング業者への支援策、又は助成措置・補助制度は(無利子貸付等)

答五(農林水産部長)、 サイトや観光パンフレットへのダイビング情報の掲載。国内外で開催されるダイビング博覧会等への出展。また、ダイ ビング業者が利用できる県制度融資として、「観光リゾート振興資金」「経営振興資金」「小規模企業対策資金」等の資金。なお県制度融資に は、無利息の貸付はございません。

読谷村トリイス通信所のビーチの石積視察


平成23年8月26日 琉球新法 掲載

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